世間ではお盆休みに入りコロナ禍ではありますがやはり観光地には人が集まっています。長野県の上高地には例年ほどでの人ではありませんがそれでも人は多いです。川も釣り人が多く来ていますがせっかくこちらにいるので釣りに出かけました。そこで悩むのが餌釣りかテンカラにするかです。昨日に雨が降ったのなら迷わずミミズの餌釣りですが一昨日に雨が降ったので水は平水に戻り濁りもなくなっているだろうとテンカラにしました。釣場はいつもの梓川上流奈川の野麦方面です。
野麦方面

さすが盆休みでいつもの倍近く車が停まっています。いつもは8時半頃に家を出るのですが今日は7時半に出ても車の停れる所には殆んど停まっています。マイホームの川なので知った所に車を停め逸る心で入渓です。川は案の定ほぼ平水で極僅か水量が多いくらいです、水は綺麗に透きと通っておりテンカラで正解でした。
入渓場所

前回の針先の甘さでバラした教訓がありますので先ず毛鉤を爪に引っ掛けます、やはり何回か使った針は刺さりが悪く滑ります。針も少し傷んでいたので勿体ないが持ち帰って処分です。爪にクックッと引っ掛かる新しい針をセットしていざ勝負。
針先チェックポイント1

ところが打てども打てどもバシャッとかヌルッも出ません。昨日は晴天だったので釣られてしまったのか、それとも釣り人の多さで隠れてしまったのか。それでも釣り上がって行くと今から入渓しようとするフライマンとバッタリ。フライマンは私に先にどうぞと手で合図して頂きました、嬉しいですね年寄りを優先してくれる気持ちはグッドです。けどフライマンはここから釣ろうとしていたので私はここで上に上がると手で合図、お互いに軽い挨拶をして別れました。ほんとに気持ちのいい青年でした。

移動

私は車で更に上流へ移動し冬季閉鎖ゲートを越えて狭くなった川で再度テンカラです。ここまでは釣りに来ないだろうとチョウチン仕掛けのテンカラで水面を打つのですが釣れません。

清水牧場冬季ゲート

釣れないと言っても時たまバシャッと出るのですが針にかからない、そして一度逃げたイワナは二度と針に来ません、渋いですね。けどテンカラは楽しいです・・・負け惜しみではありません・・・ちょっとは悔しいかな・・・やっぱり悔しいです。
チョウチン仕掛けポイント3

今日はボーズと諦めて釣を止め野麦峠を越えて飛騨川まで下見に行きましたが飛騨川の上流部にも車が多く停まっておりどこも同じでした。

乗鞍にはほんの僅かですがまだ残雪が白く残っていました。

飛騨川乗鞍残雪