分水嶺とは降った雨水が、それぞれ異なる川に流れていく境界線になる山の尾根の事。
私のいる長野県の中信は太平洋と日本海に分かれる分水嶺が多い。言い換えれば峠や山の峰々が集まっている。
鳥居峠
名古屋と松本を結んでいる中山道の木曽路は木曾と塩尻の間に鳥居峠
(19号線・鳥居トンネル)の中央分水嶺がある。木曽路は鳥居峠を山頂に塩尻市の奈良井宿から奈良井川→犀川→千曲川→信濃川と名前を変えて日本海に流れ出ています。鳥居峠から南側の木曽路は藪原宿の笹川→木曽川となり太平洋に流れ出ています。また木曽路は太平洋に流れる川と日本海に流れる川と、双方の川に沿って走っているのです。
境 峠
木曽には県道26号線に奈川木祖のローカルな境峠が有る。境峠は木曽谷最上流部の薮原と梓川筋の奈川を結ぶ峠であり奈川方面は奈川→梓川→犀川→千曲川となり日本海に流れ出る。藪原側は笹川→木曽川で太平洋に注ぐ。
権兵衛峠
長野県伊那市から木祖を横断するところに権兵衛峠があり標高は 1522m。伊那側は諏訪湖を水源にし天竜川となって太平洋に流れ出るが木祖側も木曽川となって太平洋に流れ出る。道路は権兵衛トンネルが完成していて峠を通行する車は少なくなったがカーブが多く最高に楽しいルートです。
馬籠峠
長野県木曽郡南木曽町と岐阜県中津川市の境にある旧中山道の峠。妻籠宿と馬籠宿の両宿の間にあり、中山道の宿場町の観光地として訪れる人も多い。馬籠側は湯舟沢川で妻籠側は蘭川でどちらも木曽川に合流し太平洋に流れ出ている。気候の良い頃に馬籠妻籠間をハイキングに行きますが景色も良く最高です。近年外国人もかなり増えています。
コメント
コメント一覧 (6)
大型のマスをかけると必死に逃げるのでラインがキュッキュッと鳴り出しすごく緊張感がでます。漁協さんが稚魚や成魚を放流してくれるのは有難いです。釣人も体調制限等のルールを守り川を汚さないように気を付けたいです。
なりました。
フライフィッシングのインストラクターが宮川で釣っているのを
釣りビジョンで見ました。
高原川もダムでレインボー、入れてます。
いぜんは、成魚放流してなかったように思いますが!
神通川は上流で宮川と高原川に分かれており昔奥飛騨の高原川でイワナを釣ったことがありました。奥飛騨は深い谷ですね。宮川では一度も釣ったことは無いですがビッグなマス、ブラウン、イワナがいるところですね。山ちゃんと一度行きたいなァと話したことがありました。ほんくんも色々な川に釣りに行ってますね。
長良川源流(太平洋)
宮川⇒神通川(日本海)
神通川にも、野生化したニジマスがいるそうです。
デカイらしいです。
確かに分水嶺が多いですね、分水嶺の地域だけに水争いもあったようで権兵衛峠の頂上にはその歴史を伝える遺構もあります、木祖村の味噌川ダムの源流も朝日村との水争いがあったと聞いています、魚も奈良井川水系はヤマメ、木曽川天竜川水系はアマゴと分れていますが養殖魚の放流が盛んな昨今、ぜひ生態系は守ってほしいものですね。