昨年の暮れにオープンリールデッキティアツクA4300 を思い切って処分しました。

若い頃オーディオに少し興味がありテクニクスのステレオセットを購入しました。本体にはチューナとアンプ内蔵のレシーバと上段にはプレーヤーがセットされており両サイドには大きなスピーカボックスが並びカバーを外すと巨大なウーハと小さなツイータがむき出しになってマニア心をくすぐるような外観でした。
テクニクスステレオスピーカ

初めて聞いた時は凄い迫力のあるサウンドで壁が響くような音でしたがしかし小さな家ではボリュームを最大音で聞いた事は一度もありませんでした。そして暫くしてオープンリールデッキが欲しくなり給料をためてティアックのA4300を買いました。

A4300品番

このオープンリールデッキは7号リールを使用するので当時のFM放送を長時間録音するには最高でした。このデッキは当時としてはかなり高額で給料の約23ケ月分くらいはしたと思います。

ボリュウムポーズボタン

このデッキがいつまでも我が家のラックに居座り続けており特に聞くわけではないのですが青春の一ページとして手放すのが惜しくて処分できませんでした。それを昨年末思い切って処分しました。ところがデッキは処分したのにテープが何故かまだ残っています。

捨て切れないテープ

このテープには好きなカントリィーや吉田拓郎、井上陽水のライブ曲等が詰まっています。今更テープだけ持っていてもどうしようもないんやけどまだ昔の痕跡を残し完全に抹消したくないのでしょうね。男らしく、いやじ爺らしくないゾ!
スピーカのカタログ