私の釣友に辰さん(柚子の大馬鹿辰の釣り日記)がいて、辰さんの釣友に『鮎鉤工房』の藤本氏がいる。彼はアユ釣りを毛鉤の一種でバケ針(主として関東方面)と云うのを制作販売しており私も使っています。鮎用毛鉤は播州毛鉤が有名ですが藤本氏のバケ針は少しシンプルで針先が甘くなるとどんどん交換してゆく。
バケ針1バケ針2

その藤本さんに昨年も送ったが今年もタラの木を送るのである。タラの木の新芽はタラの芽と云って春先の山菜の王である。一般的には天ぷらが有名だが他に色んな食べ方がある。

タラの芽タラの芽天ぷら

このタラの木を加工して藤本氏はバケ針の浮きを作るのである。藤本氏はこのタラの木にはこだわりがあって

その年に成長した一年木の部分だけを使用する。

〇 採取するのは乾燥している冬に行う。

タラの木1年木

私が思うには発砲スチロールの浮きは浮力が強すぎるがタラの木は浮力が弱いので少しの抵抗でも微妙に変化するのではないかと思う、つまり浮力が弱い故に非常に敏感に反応する浮きになるのである。

ウキの大きさウキ

播州の毛鉤釣りはウキは使用せず目印を使用、ドブ釣りだらか4から7号の重りを最下部に付け川底をトントンと叩くように上下に動かす。それに対して関東のバケ針はタラの木を加工したウキを付け重りはフケを取るくらいの仁丹シズを1・2ケ付ける。
鮎の餌釣り餌釣り釣果

バケ針は時期や時間帯によっては俄然発揮する時もあるのでいつも常備しておきたいアイテムの一つだ。
熊野川鮎餌釣り

熊野川鮎餌釣り